ソルフェージュ教材を作ってみた

実は7月にもお休みをいただき実家へ帰省したので、この夏休みは仕事!

レッスンは1週間お休みをいただいてたので、
・セミナーのアーカイブ動画作成


・次期セミナーの内容決め

・Youtube動画公開
「スケールが大変なのは音程が聞けてないから。まずは5音スケールで音程・ブラインドタッチを養おう!」

・発表会準備(伴奏音源作成、プログラム作成)
など色々こなせました。


アメリカ教材とソルフェージュの相性問題

中でも進んだのが、ソルフェージュ教材作成。


アメリカのピアノメソッドってピアノ習得が体系化されてるので、
ちゃんとこなしていけばつまづきはないものの、
唯一の弱点がソルフェージュだと思います。

なので日本で販売されているのをあれこれ使っていたのですが、とにかくアメリカメソッドと相性が悪い・・・

メソッドに沿ってないので
・習ってないリズム
・習ってない音程(音名)
が出る。

すると「ソルフェージュ」以外のところでつまづく。

楽譜を見て音を想像できるか?と純粋に音感を養いたいのに、
・リズムが読めない
・音名がわからない
でつまづく。

どうしたものか・・・?と長年思ってましたが、
以前から気になってたフランスの「フォルマシオンミュジカル」をやっと数年前に勉強し始めました。

フォルマシオンミュジカルとは?

フランスって、専門の楽器を学ぶ前にソルフェージュを学ぶシステムになってます。
なので、「楽器を演奏したい!」となったときには、すでにソルフェージュ力があるので楽器演奏を習得しやすい。

すると「譜読みにつまづく」が少ないのです。
あとはテクニックだけを習得するだけ。

もちろん全員そうなるとは思わないけど、音が想像できると譜読みは楽だし、音楽を味わう時間が増えますよね。

理想だな…と思いました。


しかも内容が「単に音を読み、聴きましょう!」「聴音しましょう!」ではなく、
・音程(クレ読み)
・強弱
・曲の構成
・拍子
などを聴きます。

日本のように「音感=絶対音感を身につける」考えではなく、音楽をいろんな側面から総合的に聴くんです。

これはピアノアドヴェンチャーにもある考え方。

しかも、メロディーパターンを聴く課題もありました。

このパターン認識はアメリカメソッドとの相性がいい。

「弾けるようにする」というよりも、
音楽を味わうためなのがいいですよね。

本音としては、学校教育で取り入れると良いのでは?…と思いました。



そんなフランスのソルフェージュ教育「フォルマシオンミュジカル」を取り入れたい!と思い、数年前からセミナーを受講したり、書籍を読んだり、訳したり(フランス語ですからね…)、そして実際レッスンでも取り入れてきました。

はじめてのフォルマシオン・ミュジカル ~音楽力を育てる新しいソルフェージュ~

フォルマシオン・ミュジカル 名曲で学ぶ音楽の基礎I: 楽典・ソルフェージュから音楽史まで

La magie de la musique Volume 1

取り入れたものの問題が・・・

とはいえここでも問題が。

取り入れること自体は問題ないけど、
・内容が多くてレッスンでこなせない
・扱った概念を譜読みや演奏に活用する導線が難しい
(生徒さんが「習ったことを使って弾く」を実感しにくい)
などの課題があります。

せっかくいい教材なのに私が使いこなせてない・・・

そこで総合的に聴くのは
ピアノアドヴェンチャーの音源を使って聴くことに。

でも〈音列・音程・音名〉を身につけるには数回行っただけでは身につきません。
そこでこれらは毎回のレッスンでルーティーンにすることに。

特に不器用ちゃんのレッスンで行うと、音列→音程→読譜の流れがスムーズでした。


【教材作成】ソルフェージュ教材を作成!

というわけでこの夏休みは、
そのとき作った内容を改善しつつ、新しい音程やパターンを追加することに。


作成途中、
「こんなドリルみたいなの楽しいかな…?」
とも思ったけど、

・ドリル的なものこそレッスンで伴奏を付けながら歌うといい
・コツコツ練習を求めるなら私がコツコツがんばろう!
・よくある「音符カードを早く読みましょう」などの手法よりも、音楽を感じる時間になる!

と自分に言い聞かせながら作ったソルフェージュ教材でした。














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