ピアノアドヴェンチャーによく出る即興。
即興は日本では馴染みがありませんが
アメリカ指導では
メジャーな指導方法です。
私は毎回のレッスンで行ってます。
この即興で養えるのは
「弾きながら次を考える」
ということ。
というのも
譜読みに時間がかかる人の特徴は
・音符から次の情報(音、指の動き)を読めてない
・その情報に瞬時に対応できない
です。
譜読みが早い人に比べて
頭の働きが鈍いのです。
(もちろん教わってないからできないのは
仕方がないのですが)
でも即興だと
・次のことを考える
・止まらずに行う
を同時進行で行うので
頭の使い方が上手になります。
すると
楽譜通りに弾くのが
メチャクチャ楽。
だって自分で考えなくても
やることは書かれてあるから。
なので譜読みは早いのです。
しかも自宅練習いらないし
連弾で楽しいし
生徒さんにとっては大人気。
「ちゃんと考えて!」
「ちゃんと気をつけて!」
なんて言わなくても
それを半強制的に行えるのです。
このように
アメリカ指導では定番の即興。
今回は
4拍子のリズムパターンを
使いこなせるのか?
を確認するために行ないました。
即興内容
●提示されたリズムを使う
●そのリズムに適当にメロディーをつけて弾く。
●片手ずつ弾く
●リピートするたびに左右入れ替える。
これにより
「次はこのリズムにしよう」と、
私の伴奏に合わせて行うので
脳はフル回転です。
サボってる暇はありません笑
なので 楽譜通りを何度も行うよりも
即興をした方が
はるかに練習効果が高いのです。
こうした頭の使い方を
毎回のレッスンで行うので
練習時間が取れない生徒さんでも
初見力が上がり譜読みは早いです。