「好きな曲じゃなかったけど、楽しかった!」
という生徒さんがいました。
嬉しいですね。
そもそも、
何を「楽しい!」と感じるか?は人それぞれ。
「音楽の表現が面白い!」と感じる人もいれば、
「音色の変化を面白い!」と感じる人もいるし、
「曲の仕組みを考えるのが面白い!」
「即興のドキドキ感、連弾の一体感が楽しい!」
と感じる人も。
また、表現とは違う軸の
「曲をこなして行く過程」を面白い!
と感じる人など
何を「楽しい!」と感じるかは人それぞれです。
先生が「楽しい!」と感じても
多くの人が「楽しい!」と感じても
目の前の生徒さんが
「楽しい!」と思うか?は分かりません。
ですから先生は、
・生徒さんが何に興味を持っているか?
・何を面白いと感じるか?
を把握することが必要だと思います。
今回の生徒さんは、
「弾き方によって曲のニュアンスが変わるのが面白い!」
と感じるらしいので
レッスンでは、
・イメージを描いてもらう
・そのイメージに合うテクニックを使い分ける
が中心になっています。
そして今回の曲。
よく発表会などでも聞かれる「スケーターズワルツ」です。
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優雅に滑っていたり、軽くジャンプしたり、
スピンしているように聴こえる曲です。
そして今回の生徒さん。
とても上手に弾いていたあと
「曲はあまり好きじゃなかったけど
楽しかった!」と言うではありませんか!
ん?どういうこと??と尋ねてみると、
「このスタッカート(短く跳ねる奏法)の弾き方を変えたら、
いろんな人がジャンプしてるみたいで面白かった!」。
本来軽く弾くスタッカートが
重くなったら太ったおばさんのジャンプ、
上手く行ったら可愛い女の子のジャンプ
のように聴こえたのが面白かったらしいのです。
そんな風に工夫しながら弾いてくれるのは嬉しいですね。
このように
楽しくない曲でも
「どうしたら楽しめるかな?」など
自分で楽しさを見出せるのは
とても大事なこと。
ピアノはもちろんさまざまな場面において
充足感を得られやすいと思います。
単純な仕事でも、
楽しめるか?どうか?は本人次第ですしね。
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