発表会練習が楽しすぎる!!

もうすぐ発表会です。

生徒
生徒

ココはどんどん虹がかかるから
クレシェンド!

生徒
生徒

ココからだんだん小さくして、
魚が遠くに行ったみたいにする!

生徒
生徒

ココふくろうが鳴いてる声!

なんて言いながら練習してる
この作品作りが楽しいよね。

こだわった演奏をしようとすると
何度も動画を撮って
微調整をし始める。

練習というよりも作品作り

まるで
洋服のコーディネート考えるみたい。

でもこだわりのある演奏
目指そうとすると
細部にこだわる必要があります。

それが譜読みで精一杯だと
余裕がなく
細部にこだわれない・・・

というわけで本人の希望がなければ
・譜読みには余裕のある曲
・こだわりが発揮できる曲


にしてます。

どうやったら「こだわり」を持てるの?

とはいえ
最初から「こだわり」を持ってる生徒さんは少ない。

でも
ピアノアドヴェンチャーで指導してると

いろんなジャンルや楽器の音を聴く
色々な曲、音に興味を持つ

変奏(アレンジ)、即興をしよう!の課題
創作に興味を持つ

教会旋法など、物語や絵をイメージしやすい曲に触れる
音楽的表現に興味を持つ

など、生徒さんの興味を
多方面から引き出してくれる。

すると生徒さんは
そこから自分なりにやってみようとする。

これが「こだわり」。

自分の好きなことや、
気になることに
一生懸命に取り組んでる様子は楽しそうです。

中には
レッスン時間が終わりになっても
止めない生徒さんも多い。

なので発表会では
「自分の好き=こだわり」が
表現できるようにしてます。


それに

先生
先生

発表会を楽しめるか?
練習を楽しめるか?

を考えると
「こだわり」が大きなモチベーションになると思う。

ちなみに
かつての私はコーチング手法で
モチベーションアップを試みてたけど

「こだわり」を発揮したい!という気持ちは
コーチングよりもはるかにやる気になる

「こだわり」がないとどうなるの?

逆に自分のこだわりがないと、
いくら上手な演奏でも、
発表会は試験の時間になる。

料理で言えば
お料理教室の先生から指摘を受けて
その通りに作った感じ。

先生の「こだわり」を表現することになる。


もちろん生徒さんが
その「こだわり」に納得してたり、

「先生の表現を演奏する」
という「こだわり」だったらいいけど

言われるがままだと
「先生が言う正しい演奏をしなきゃ!」と
試験の時間になる。

一方、「こだわり」があると
作品発表の時間になる。

こだわり」が認められるって、とても嬉しい

なので、
なので演奏はつたくても

生徒
生徒

ココはこう弾きたい!


と「こだわり」を持った演奏にはしたい。

そしてその「こだわり」を

生徒くん
生徒くん

いいね!

と言ってもらえた時には

先生から「上手ね!」
と言われるよりもうれしい!!

だって自分の個性を
認めてもらえたことになるので
大きな自信になる。


洋服のコーディネートで
自分が気に入ったところを

「イイね!」
なんて褒められたら嬉しいし、

料理でこだわった調味料を使って
「なんか、いつもと味が違う」

なんて
気づいてくれたら嬉しいのと同じ。

なのでつたない演奏でも
イメージを音として表現できるような演奏を
目指させたい。

やっぱり自分が「いい音楽!」
って感動してないと
聴いてる人はつまんないから。

せっかく弾いてるのに
「早く終わらないかな…」
と思われるのは避けたい・・・

というわけで
「こだわり」を表現しようと
がんばってます。

もう作品作りが楽しすぎる!!


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