好きじゃない曲でも楽しめたよ!

川口市、蕨駅東口徒歩8分
おざきピアノ教室です。

「好きな曲じゃなかったけど、楽しかった!」

という生徒さんがいました。
嬉しいですね。

そもそも、
何を「楽しい!」と感じるか?は人それぞれ。

「音楽の表現が面白い!」と感じる人もいれば、
「音色の変化を面白い!」と感じる人もいるし、
「曲の仕組みを考えるのが面白い!」
「即興のドキドキ感、連弾の一体感が楽しい!」

と感じる人も。

また、表現とは違う軸の
「曲をこなして行く過程」を面白い!
と感じる人など

何を「楽しい!」と感じるかは人それぞれです。

先生が「楽しい!」と感じても
多くの人が「楽しい!」と感じても

目の前の生徒さんが
「楽しい!」と思うか?は分かりません。

ですから先生は、
・生徒さんが何に興味を持っているか?
・何を面白いと感じるか?
を把握することが必要だと思います。

今回の生徒さんは、
「弾き方によって曲のニュアンスが変わるのが面白い!」
と感じるらしいので

レッスンでは、
・イメージを描いてもらう
・そのイメージに合うテクニックを使い分ける
が中心になっています。

そして今回の曲。
よく発表会などでも聞かれる「スケーターズワルツ」です。

(ピアノアドヴェンチャー 2Bより)

優雅に滑っていたり、軽くジャンプしたり、
スピンしているように聴こえる曲です。

そして今回の生徒さん。
とても上手に弾いていたあと

「曲はあまり好きじゃなかったけど
楽しかった!」と言うではありませんか!

ん?どういうこと??と尋ねてみると、

「このスタッカート(短く跳ねる奏法)の弾き方を変えたら、
いろんな人がジャンプしてるみたいで面白かった!」。

本来軽く弾くスタッカートが
重くなったら太ったおばさんのジャンプ、
上手く行ったら可愛い女の子のジャンプ

のように聴こえたのが面白かったらしいのです。
そんな風に工夫しながら弾いてくれるのは嬉しいですね。

このように
楽しくない曲でも
「どうしたら楽しめるかな?」など

自分で楽しさを見出せるのは
とても大事なこと。

ピアノはもちろんさまざまな場面において
充足感を得られやすいと思います。

単純な仕事でも、
楽しめるか?どうか?は本人次第ですしね。

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