音楽の楽しさって何だろう?と考えてみた

以前、看板を作ったお話をしました。

看板を作るとき
いろいろ考えたけど、

その一つが、

生徒
生徒

何を提供できるか?

生徒
生徒

レッスンを通じて
どんな楽しみ方(魅力)を伝えられるか?

です。

正直、ピアノって難しいな…
と思います。

「この曲弾きたい!」と思っても、
聴いたようには弾けない…
(当たり前です、ピアニストではないですから…)

でも、やっぱり
自分なりに弾けた時の感動は
格別です。

とはいえ、
そこまでの道のりが長い・・・

そのためには
「飽きずに続ける作戦」
が必要かな?と思いました。

というのも
練習が面白くない原因って
「飽き」だと思うんです。

では、
なぜ飽きたら 練習が楽しくないのか?

なぜ飽きたら 練習が楽しくないのか?

それは
変化を感じないからです。

変化を感じない
 ↓
新鮮味を感じない
 ↓
飽きる
 ↓
練習が面白くない

の流れになる。


話は変わりますが、
私は登山が好きでした。

最初は、
道具を揃えたり、

先生
先生

次、どこを登ろうかな?

なんて
計画を立てるのもワクワク。

頂上の景色を堪能したり、

先生
先生

いい空気!!

と、新鮮な空気を吸うのも
気分転換になってました。

でも、いつの間にか
計画を立てるのが面倒になって
行かなくなったんです。

つまり飽きたんですよね・・・

じゃあ、なぜ飽きたのか?
を振り返ると

どの山を登っても
頂上から見える景色は
同じ
だからです。
(正確には、同じにしか見えなかったんですね。)

どうしたら飽きないのか?

でも一方で、
何度も同じ山に登る方も
おられます。

先生
先生

なぜ何度も同じ山に登るの?…

ちょっと不思議に思いました。

山だけではありません。

同じ本を何度も読める方、
同じ映画を何度も見る方も
いらっしゃいますね。

飽きないのかな?
と思います。

でも、おそらくですが

私が見えてないことを見たり
私が感じてないことを感じてるから


何度も同じことができるのかな?
と思いました。

例えば山だったら、

・四季折々の草花
・鳥の鳴き声
・水が流れる音
・途中で見える景色の違い

などかな?と。

私が登ってた頃は
・花が咲いてる
・鳥が鳴いてる
くらいにしか認識してなかったけど

楽しんでおられる方は、
・花や鳥の名前
・特性

などにも好奇心を広げたり

同じ花でも
・色の違い
・蕾から咲く間の変化


など細かな変化を見つけて
登山を楽しまれてます。

見てるものは同じでも
見る視点や細かさが違う
んですよね。

そんな視点を持って登ると、
意識が花や鳥、景色へ向くので
山の魅力を感じられます。

その瞬間、
日常のことを忘れられる。

当時の私は
単に「山頂へ行く」が
目的になってました。

本当は
山の魅力を堪能することで
日常を忘れるのが目的だったのに。

登山途中も
「花がある」程度にしか
見てないので

脳内のほとんどは
日常のこと。

だから
登山へ行ってるけど、

変化を感じない
 ↓
飽きる
 ↓
登山が面白くない

の工程になってました。

なぜピアノ練習は飽きないのか?

でもこんな私でも
ピアノは飽きずに長年弾いてます。

同じ曲でも何度も弾ける。

上手じゃなくても
下手なりに何度も弾ける。

大変さよりも、
楽しみの方が優ってます。

なぜ練習を楽しめるのか?
を考えると、

先生
先生

この和音進行かっこいい!

先生
先生

このメロディーきれい!

など自然と音楽の魅力を感じてたり、


できないところは、

先生
先生

これ、楽譜通りに弾いたら
どんな音楽になるんだろ?

の好奇心が優って、

先生
先生

ショパンが考えた音楽を
自分でも鳴らしたい!

の思いが、
「練習は大変」の気持ちを
吹き飛ばしてくれるからです。

ピアノの楽しさ(魅力)って何だろう?

じゃあ、

先生
先生

ピアノの楽しさ(魅力)って何だろう?


と自分や生徒さんを振り返ると、

例えば、今回考えたのが

・リズムの躍動感
和音の響きに包まれる感覚
こだわりの音色が鳴る感覚
メロディーの美しさを感じる
自分らしい表現ができる喜び
曲の仕組みを知る面白さ
即興のワクワク感
アレンジの面白さ
・連弾の一体感
歴史、文化を学ぶ面白さ
・弾けた達成感

などなど。

ちなみにコレはボツになった看板です。
いろんな楽しみ方を列挙しました。

よく「弾けたら楽しい!」
とも言うけど、
弾けても楽しめない人も多いですね。

最初は
「わ!音が鳴った!」
「簡単だけど、曲が弾けた!」
だけで嬉しかったのに、

いつの間にか
楽しめなくなってる。

その原因は
・楽譜通りに弾く
・テキストを進める

だけが目的になってるのかもしれません。

登山で言うと
「いろんな山を登ってるけど
見えてる景色は同じ」の状態。

もちろん中には
「テキストを進めるのが楽しい!」
という生徒さんもいます。

それもいいけど
それだけだと
進まなくなったときに苦しい。

だからこそ、
音楽の魅力を味わうレッスン
をしたい。

曲には魅力
たくさん散りばめられてます。

これを味合わないなんて、
山やディズニーランドに行って
何も楽しまないまま帰るのと同じ。

先生
先生

なんてもったいない!!

と思うのです。

でも音楽の魅力を感じられれば、
「まだ弾けない」状態でも楽しめる。

つまり、
練習そのものが
楽しい時間になるんです。

いくら弾けても、
音楽の楽しみを感じていなければ、

「何のために弾いているの?」
と生徒さんが
迷ってしまうかもしれません。

生徒さんが
「弾ける」ことだけを
目標にするのではなく、

音楽を味わい、
楽しむために、

いろいろな魅力を伝えるレッスン
をしたいと思いました。

====

コメントを残す