ケイティが小さな声で
タッカーを探しています。
でもタッカーはおふろが嫌い。
「ワン!」とほえて逃げまわり、
最後はケイティも怒る。
という曲です。
pとfの対比が面白い曲です。

音符[ト音記号レ]
[ド]と[レ]の見た目のちがいを認識する。
くり返す音=同じ音
次の曲で2度(線の音→間の音=となりの音)
を学ぶので、1度との区別をする。
そのためには[音符と音符の間]に意識を向ける。
ケイティが小声で探し、タッカーが吠える場面を想像して弾く
音符[ドレ]が読めて歌える
くり返す音が探せる
f /pの切り替えができる
この曲を弾くために必要な概念(音楽ルール)。
未習得概念が多いとスムーズに弾けないので、8割の概念が即興できるくらい習得できてるのをオススメ。

(これらが同時処理できると止まらず弾ける)
※自由な発想の生徒さん・主体性のある生徒さんについては、この通りではなく生徒さんの発想に基づいて指導します。
1:イメージ確認、曲紹介
曲紹介

今日は、ケイティが
タッカーをお風呂に入れたいんだって。

でも実はタッカーは
お風呂キライなんだよね。

だから、「ワン!」って
逃げてるって曲だよ。
とお手本を示す。
タッカーを弾く

じゃあ生徒ちゃん!
今からタッカーになって、
ワン!ってほえるよ。

この左手がタッカーの声だよ!

一番低い[ファ]を弾くんだって。
場所わかる?

音符が下の五線(へ音記号)
になったら弾いてね!
と音楽に合わせて弾く。
先生は右手を弾く。
小さなお子さんは、
音符を目で追うのが難しいので
鉛筆などで音符を指しながら弾く
2:分析
リズム分析
リズムは1音ずつではなく、
グループにして読むと便利です。
ちなみに今まで学んだ
リズムパターン(4拍子)はこれです。

まだ不慣れな場合は、
分析後、特定のリズムだけをリズム打ちするなど、
先生とリズム分担奏するのがオススメです。
音名確認

実は今回、
新しい音符が出てくるんだよね。

真ん中の[ド]と似てるけど、
ちょっとちがう…

どこがちがうか?わかる?
と、形に注目させることで
[ド]との区別をする。
また、ズバリ教えるのではなく、
観察ポイントを伝えて考えさせると
自分で考える土台が養えます。
音程分析

こんどは[くり返す音]を探すよ!

[くり返す音]とは、
同じ音が連続してるところだよ。

例えばココ(楽譜の赤い囲み)!
他にはどこにある?
と、[くり返す音]の定義を伝える。
(特に「連続」の考え方が大事)

今度は歌ってみよう!
生徒ちゃん:[ド]ね。
先生:[レ]を歌うよ。
と音を分担して歌う。
これにより
・[ドレ]の区別ができる
・歌うことで脳内にインプットできる
歌えたら交代。
・歌いながら弾く
・ベルを鳴らす
もオススメ。
最後は左も含めて全部歌う。
3:弾く
ポジション確認

今度は弾くよ!

音符の近くに番号があるよね?
それは指番号。

今回は[ド]が1番の指だって!

[ド]に1番を置く。
ということは[レ]は2番の指だね。
と、
ポジションを確認する。
そのためには音符の近くの番号を見る
を伝える。
左手の再確認

オッ!と…左手はどこだっけ?
そこだね!
じゃ、弾いてみるよ!
と、はじめに行ったことは忘れてるので
再確認する。
これで弾けない場合、
脳内で歌えてない
→自分の声を聴きながら歌う
鍵盤配列が想像できてない
→指定のポジションに手を置き、手を隠し、指定の鍵盤を弾いてもらう
リズムが怪しい
原因1:拍感が乏しい
→ ここでリズムの改善は行わず、普段の指導で拍感を養う
原因2:リズムパターンの即時反応が鈍い
→即興などでリズムパターンを使いこなす練習をする
(動画参照)
4:遊ぶ
いろいろな指の組み合わせで弾く
〈ねらい1〉
脳内で音名を歌っている確認ができる。
運動感覚が使えないので、
半強制的に歌に頼ることになるから。
〈ねらい2〉
「色々な指で弾く」を知る。
これにより、
[ド=1の指]の固定概念を減らす
〈ねらい3〉
色々な指の組み合わせのテクニック練習。
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ピアノ指導の教科書






