はじめてのピアノアドヴェンチャー レッスンブックAの「エスカレーター」。

この曲はファソラシの鍵盤場所を覚える曲です。
この曲のねらい:ファソラシ鍵盤を覚える
- 目標1:ファソラシ鍵盤グループが素早く探せる
- 目標2:ファソラシそれぞれの鍵盤が素早く探せる
- 目標3:「ファソラシ=上がる」が分かる
- 目標4:2分音符で弾ける。など
単にファソラシを上がって行くだけなのですが、
こうした単純な曲ほどアレンジがしやすいもの。
なので生徒さんによってレッスン内容はかなり変わります。
今日の生徒ちゃんは「天気予報」でした。
ファソラシグループを上がるたびに、
・曇り(pで不気味に弾く)
・雨(ポツポツのスタッカート)
・晴れ(元気よくfで)
・雪(pで柔らかい感じ)などを表現しました。
しかもこれは私が教えたわけではなく、
生徒ちゃん自ら行い始めたのです。
もちろん最初は楽譜通りに低いところか弾き始めましたが、
その低い音を聴いてすぐさま
「何コレ?!雲があるみたい!」と生徒ちゃんの感性に触れたようです。
指導者としてはこうした「小さな気づき」を逃さず
自然に音楽表現や学びに結びつけたいところ。
音楽表現は楽譜に書かれてるから守るのではなく、
「こう弾きたい!」というイメージが先行していないと、
自由自在な表現にはならないからです。
今回の場合は、
イメージを持ちながらpやf、スタッカートや柔らかいタッチなど、
テクニックとの連携もできると思い、
私も生徒さんの「気づき」に乗っかりました。
そんなことを考えているうちに生徒ちゃん。
「ここはどんなのかな?」と
さらに上の音域の音を聴いて想像を膨らませます。
逆に「晴れだったらどんな感じの音かな?」と
イメージから音を作ったり…
そんなことをして遊んでると
「今度は晴れから雨にする!」など天気の順番を変えて何度も弾きます。
生徒ちゃんの頭の中は、色々なお天気が描かれているようですね。
見ている親御さんも楽しそうでした。