今日はレッスンお休みでした。
久しぶりに散策しようと、
東京都立の舎人(とねり)公園まで
ネモフィラを見に行きました。

ネモフィラと言えば
関東では茨城ひたちなかが
有名ですよね。
そこまでは
なかなか行けないので
今回、電車で
都内まで行ってきました。
ひたちなかほどの
壮観な感じではないので
規模を考えると
滞在時間は小1時間かな…?
と思ってたのですが、
気づいたら2時間いました。
休憩なしです!
結構堪能できましたよ。
というのも、
ネモフィラは一見すると
青いカーペットなのですが
よく観察すると
一つ一つ表情が違います。
それが面白かったんですよね。
どんなことを観察したのか?を
ご紹介しようと思います。
違いを観察
例えば、
色の違いを観察すると
様々な色合いがあります。

色の違いがわかりますか?
ピアノで言うと
音のニュアンスの違いを
聴き分ける感覚に似てます。
そんな中、
蕾(つぼみ)や白ネモフィラを発見すると
ちょっと嬉しくなります。

(白いネモフィラは
上手く撮れませんでした・・・)
これって曲を弾いてる時に

あ、この音イイ!!
と、響きを発見する感覚に似てますね。
また、
てんとう虫やハチも
微笑ましく感じます。

強いて言えば
・アクセント
・スタッカート
といったところでしょうか・・・?
観察力を養う
そう言えば、
以前フォルマシオンの講座を受けた時、
「花の絵を描きましょう。」
という課題がありました。
これにより
観察力を養うんですよね。
それが分析力となり
読譜につながります。
というわけで
(描いてはないけど)
今度は理科的に
撮ってみました。

花びらにいくつもの筋があったり、
雌しべでしたっけ?
(推しべでしたっけ?)
があって・・・
色も、
中央は白で綺麗な丸になってます。
余談だけど
花も色々あるけど
それぞれ面白い形してるし、
微妙な違いはあっても
みんな同じその面白い形で
生まれてくる・・・
なんだか
不思議な感じがします。
バランスを探る
さらには
風に揺れてる感じが
また可愛らしい・・・
実はこの様子を
動画に撮ろうと
結構がんばりました。
でも難しいですね。。。
たぶん
・高さ(角度?)
・広角
・光のあたり具合
・風の強さ
のバランスが必要なのかな…?
と思いました。
ピアノ練習で言うと、

この音を鳴らしたい!!
どう弾いたら鳴るの?!
とテクニックを模索してる感じです。
一応、撮りましたが
やっぱり本物がイイ…
たくさんの花びらが
ヒラヒラしてる様子を
撮りたかったけど
たくさんの花を撮るには
引かないと撮れないし、
ヒラヒラ感を撮るには
近寄らないとわからない・・・
きっと、
それを叶えるテクニック
があるのでしょうが、
私の知恵とスマホでは
両方を撮るのは難しかったです。。。
なので
その様子を目に焼き付けて
帰りの電車では
本もスマホも見ずに帰宅しました。
その感覚を堪能したかったので。
コンサート帰りに
嫌な音を入れないように、
余韻に浸りながら帰る
感じでしょうか。
大きな発見
そうそう!
あ〜、一通り堪能したな…
と歩いてたら、
ある地点からの眺めが
全部の花がきれいに
こちらを向いてるところがあったんです。
これ(↓)は左側を向いてるけど、

こっち(↓)は手前に向いてます。

太陽が当たるんですかね・・・?
歩いてて、
一気に明るい感じというか、
パ〜〜っと
開けた感じがしたんですよね。
私がⅣの和音を弾く時の
感じ方に似てます。
幸いそこは人も少なかったので
ゆっくり撮影ができて
すごくラッキーな感じでした。
あんまり
気づかないんですかね・・・?
ちょっともったいな…
と思いました。
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というわけで、
今回はネモフィラ散策を堪能できました。
以前の私だったら
「あ〜きれー」だけで
終わってたと思うんですよね。
でも、
色々な視点があったおかげで
些細な発見を楽しめましたし、
感性がすごく刺激された
豊かな休日が過ごせました。
その感性を磨くべく
ピアノの音も耳を研ぎ澄まして
聴きたいと思います。
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