4歳ちゃん。
今、ピアノアドヴェンチャーの
「おやつ大好き!」を弾いてます。
この曲は 「発表会で弾きたい曲」に
選ばれることが多い曲で
この4歳ちゃんもお気に入り。
今日もこれを私と連弾で弾きましたが、
生徒
この音、
「お家に帰りたくない!」
って言ってるみたい!
と、突然話し始めます。
先生
ん?!
と、一瞬意味が分からなかったのですが、
実は、音にはそれぞれ個性があり、
その個性の一つ
「ドミナント(終わった感じがしない音)」
を自然に感じ取ったようです。
そこから
「お家に帰りたくない!」
とイメージが湧いたんですね。
その感性に私が驚き、
先生
そうなのよ!
この音、帰りたくない音なの!
よく分かるね!
と話し終わらないうちに 笑
生徒
んで、これはお家に帰って
『ふー』って感じがする
とトニック(安心する音、終わった感じの音)
を感じてるし
生徒
これは、遊びに行く感じ!
などと、次々とお話を作ってくれます。
ほんと、この感じ方・感性がとっても大事!!
もちろん将来的には、
この音の個性(役割)を教えていくけど、
まず 「何だか知らないけど、◯◯な感じがする」
とイメージを持つのが大事だし、
これが音楽の楽しさの一つだと思う。
というのも 理論はわかっても、
音のイメージと結びついてないことが多く 、
生徒
フォルテって書いてるから
大きな音で弾かなきゃ!
となりがちだから。
本当は
「◯◯なイメージだからフォルテ」
なのに…
いや〜、とても楽しい時間でした。