「上手=楽しい」とは限らない。

「上手=楽しい」とは限らない。

それって
「成績いい=勉強が楽しい」
とならないのと同じ。

・先生から言われた音楽
・合格するための練習

ではなく

自分の音楽を表現してないと
楽しめない。 

そういえば音大同級生で
成績優秀で留学までした友人がいたけど

友人
友人

楽しいって思ったことがない…

「楽しいって思ったことがない」
は衝撃だった。

でも私も人のこと言えなくて…

「楽しい」と思ったことがない
わけではないけど

「表現」の本当の意味が分からなかった。
単に強弱記号を守ることだと思ってた。

違うのよね。

自分の中から溢れる音楽を
音として鳴らすこと
なのよね。

気づかなかった自分もよくないけど
教えて欲しかったな…
とも思う。

もともと感性豊かな生徒さんは
表現するのが得意だろうけど

私のように
感性の低い生徒さんも多い。

なので指導者は

先生
先生

ココって素敵なのよ!

など曲の良さを紹介したり、

先生
先生

こんな弾き方もあるよ!

いろんな表現方法を伝える必要があると思う。

先日もピアノアドヴェンチャーの
「魔法使いのマーリン」で
最後のfを pに変えてたりして遊んでみた。

(全音楽譜出版社HPより引用)


もちろん、
ただ無意味に遊んだのではなく
ねらいは「イメージとテクニックの連携」

強弱記号がなくても
①イメージする音があり
②それを鳴らすテクニックを作るのが目的。

生徒
生徒

今度は、お菓子を降らす!

生徒
生徒

今度は、星が降ってくる魔法!


と何回も弾いてる。

そんな時間はとても豊かだ。

大人子供関係なく
みんな「素」になる。

本来の自分になる時間。
自分らしくいられる時間。

このために音楽をやってるのよね。

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