リタルダンドを感じるってどうやるの?

リタルダンドを教えるとき、
よくあるのが、

先生
先生

リタルダンドは
「だんだん遅く」よ!

と意味を教え、

ちゃんと弾けたら

先生
先生

ちゃんとrit.できたね!
合格!

の流れです。

もちろん正しく弾くのは大事ですが、
演奏も

生徒
生徒

rit.しました!

って感じ。

でも、私自身がそんな演奏だったので、
少しつまらないな…と思います。


「イイな…」って思ってもらうには?

先生
先生

イイな…🎵

って思う演奏って
情景を思い浮かべるんですよね。

「ちゃんとrit.してる」
なんて思いながら聴かないですよね。笑

それって演奏者の中に
・情景や気持ち
・音イメージ

などがあって、

そのイメージが伝わるから
「イイな…🎵」って
思ってもらえるんですよね。

弾いてる側も
イメージが音に表現できたときは、
まだ未熟でも嬉しいものです。

すると
まだ弾けてないけど楽しい時間。

つまり「練習=楽しい時間」
になるんですよね。


イメージ力もふだんの積み重ねでできる

なので私のレッスンでは、

「きちんと弾けました!」
で終わらせず、

・どんなイメージを持つか?
・どんな場面を想像するか?

を考えてもらってます。

Aさん
Aさん

イメージ力って才能でしょ?
努力で向上するのは難しい

の声も聞きます。



もちろんイメージ力が
最初から高い人もいますが、

どうやって考えるのか?
を知ると

趣味で弾く範囲では
困らない程度には育ってきます。




というのも最初は、

生徒
生徒

イメージが沸かない…

生徒
生徒

イメージあるけど
どう言えばいいかわからない…


という生徒さんでも、

少しずつ

生徒
生徒

〇〇にしたい!

と表現したい気持ちが出てくるからです。


リタルダンドの場合

今回は、
リタルダンドを最近学んだ生徒さん。

ふだん
・自分から話すタイプではない
・もともとイメージするのが苦手

なタイプです。

今もまだ不慣れですが、
・音を感じながら弾くようになった
・表現するのが楽しそう

なのです。

口数の少ない生徒ちゃんですが
「楽しい!」は発言する笑


で、今回はリタルダンドです。

だんだん遅くですが、

生徒
生徒

だんだん遅くしなきゃ!

と思いながら弾いたのでは
面白くない。

そこで、
リタルダンドの役割をわかりやすくするために、

あえて
・逆のアッチェレランド
・アクセント

に変えて弾いてみました。
(生徒ちゃんは弾けないので私が弾く)



すると
・逃げていく感じ
・また始まる感じ

の場面に変わります。

BGMを変えると場面が変わる感じ。



こうして比較すると
リタルダンドが持つ「落ち着く感じ」「終わる合図」役割が、
わかりやすいのです。

イメージ力の未熟な生徒ちゃんも
「終わった感じ」を
イメージしやすい。

そんな弾き方を変えたときの
レッスン様子を動画公開しました。


また、
動画の中では「質問」を使っています。

この質問の意図は
・イメージを促す
・脳内で再生させる(音楽を比較することになるから)
・言語化の練習

などさまざまなねらいがあります。

するとやらされ感なく
色々な思考を促せるので便利な指導スキルです。

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