補助教材は
・音符
・音程
・リズム
・スケール
・即興
などいろいろ作ってますが、
コロナを機にほとんどをデジタルにしました。




作るのも楽だし、
場所を取らないし
整理整頓が楽。
なんですが、、、
生徒主体レッスンがやりにくい。
「自分の手で動かす」
がやりにくい。
できれば
音符カード・音程カード・リズムカードは
表示された順番に弾くのではなく、
「自分で順番を決めて弾く」
をさせたいです。
なぜ、自分で決めるのか?
というのも、
その「順番を決める」など
自由度が高い活動は、
先生側としては
「生徒さんが何を考えてるか?」
を観察できるし、
生徒さんも
新しい発想を思いつくことが
多いからです。
つまり、
生徒主体のレッスンが
やりやすいのです。
またピアノレッスンを通じて
・理解力
・発見力
・創造力
を養いたいし、
「思考力を音楽教育で養える」を
ピアノレッスンを通じて伝えたいです。
というわけで
デジタルも使いつつ
紙の教材も復活させました。


よくある[まんなかド]を学ぶ活動のデメリット
ちなみに
[まんなかド]を学ぶ活動って、

これは[まんなかド]の曲です。

鍵盤はココ!
1番の指で弾いてね!

ちゃんとリズム守ってね!

はい!
正しく弾けました!
合格!
となりがち。
私個人的には
もうこれが面白くない・・・
長年ピアノアドヴェンチャーを使ってると、

ドしかないなら
何番の指で弾いてもいいのでは?
と思います。
特に
自由発想があふれる生徒さんにとっては
このスタイルが全然おもしろくない・・・
変化がないと飽きるのです。
(みんなそうだけど)
それでもご褒美などで釣って
弾けたとしても、

リズムが変わるとできない

指番号が変わるとできない
など
変化に対応ができず、
新しい曲は練習が必要になる。
また一旦指が離れて
[まんなかド]を探すこともないので、
そもそも
「まんなかド」の鍵盤の認識も怪しいです。
一生懸命弾いてる割に
学習効果が低いと思うんですよね。
というわけで
まんなかドの音符カードを使って
レッスンしてみました。
カード活動で学んだこと
じつは今回の生徒さんは
本当は[ト音記号ドレミ]の復習
をしたかったのですが、
次々と

次は順番こうしてみる!
など、
(予想通り)発想力を発揮して夢中になってたので
[まんなかド]だけで終わってしまいました。
でも
・リズムが加わっても歌える/弾ける
・左右の手を判断して弾ける
・指番号が加わっても弾ける
など
・リズム練習
・テクニック練習
ができました。
途中「拍子」の概念も
発見できましたね。
すると、拍子を教える時に、

あ!あれか!
と理解がスムーズなのです。
こうしてピアノレッスンを通じて
・学ぶ楽しさ
・表現する喜び
・創造する面白さ
を伝えたいです。
ピアノ指導の教科書

