「千本桜だ!弾く!!」


ピアノアドヴェンチャーはもちろん
とてもいい教材なんだけど

⚫️ピアノアドヴェンチャーで学んだ内容を使って
好きな曲に応用させる


⚫️ポピュラー曲を教本として使って
学習をさせる

をしたいので
ヤマハ提供「ぷりんと楽譜」のサブスク
を申し込んで教材探し。

というのも
生徒さんにとっては

アドヴェンチャーの曲を弾くために
練習するのではなく、

好きな曲を弾くために
アドヴェンチャーで練習してるだけ。

いくらテキストが進んでも
学習内容が身についてないと
練習の意味がない。

身につけたことを
好きな曲に活かせないからだ。

というわけで
教材に使えそうな曲を探す。

ちなみにぷりんと楽譜のサブスクは
・楽譜見放題(でも見れないのもある)
・購入時は半額

この膨大な曲の中から
今まで学んだことを使って弾けそうな曲を探す。

何を基準に探す?

いや〜、探すの大変なのよ。。。

・曲が好みか?
・音階が弾ける調か?
・習ってない内容が多くないか?
・コードが複雑でないもの
・学ばせたい内容があるか?
・それが適切な難易度か?

などが揃ってないと
教材としては使えない。

なければ
・テキスト曲を使う
・私がアレンジして楽譜を作成する

時間効率を考えると
なるべくなら楽譜作成は避けたい・・・
(作成せざるを得ない場合もあるだろうけど・・・)

というわけで探してみる。

今回はピアノアドヴェンチャーレベル4&5の中から
「ニューオリンズ1928」の代わりになる曲。

(ピアノアドヴェンチャー4&5 テクニック&パフォーマンスより引用) 

【この曲で学ばせたい内容】

跳躍(といってもせいぜい10度くらいの跳躍)
ラグタイム(右手:シンコペーション、左手:マーチ伴奏)
など

【この時点で習得してる内容】

・音階(C、G、D、Am、Dm)
・ダイアトニック(C、G、D)
・カデンツ(Ⅰ – Ⅳ – Ⅰ – Ⅴ7 – Ⅰの基本形 )
・不完全和音(簡単なもの)
・オクターブアルペジオ
・10度アルペジオ
・16分音符を使ったリズム
・シンコペーションリズムなど

やはりこのレベルになると
色々なスキルを身につけてるので

一般楽譜の中級といわれる曲は
弾ける曲が多い。
(何をもって中級か?はなぞだけど、、、

とりあえず人気曲から見ていく。

20曲くらい見たけど
適切なのがない…

ふと思い出して
「千本桜」を検索。

おお!
ちょうどいい感じのがあった!

でも長いので途中まで。

早速購入し
生徒だったらどこに難しさを感じるか?
生徒目線で弾いてみる。

先生
先生

跳躍部分は
すぐには弾けないだろうな・・・

ほかは初見は無理でも
レッスン内で弾けると思う・・・

そしていよいよレッスンで試す。

レッスンの様子

譜読みをさせると予想どおり、

・冒頭リズムは初見で弾ける
・あの有名メロディーも初見でOK
・左手伴奏はバリエーションも見抜いてる
・それぞれの伴奏スタイルを確認→大体は90点くらい
・課題の跳躍→60点

全体的には70点くらいだ。

じつは、最近クセになってた
「手元を見て弾く」。

これが改善されたのがよかった。

あとは自宅で練習すれば
数日で弾けると思う。

というわけで

生徒
生徒

千本桜だ!!弾く!!


と意気揚々と帰っていった笑

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