聴き方を変えると弾ける

最近「生徒が何を聴いているか?」
を探るのが楽しい小崎です。


「聴く」って奥が深く 同じ曲を聴いても
「聴いてるモノ」が違うのはよくあります。

そこで

●自分が何を聴いてるか?
●生徒は何を聴いてるか?
●何を聴いてないか?


を探ると面白いように弾けます。

今回は、ピアノアドヴェンチャー
【レベル3テクニック p57スケールの旅】

(1小節目)イ短調音階は弾けるけど
(2小節目)違う音からスタートすると弾けない…
がありました。

いつものように

・和音分析はできる
・運指は分かってる(基本運指と同じ)
・音階は音程正しく歌える
・丸い手で弾ける

などの理論・聴く・テクニックを確認。

となると
和音が鳴ってないのかも?
と疑ったところビンゴ!

問題の2小節目はⅤ7ドミナントなので、
Ⅴ7としては聴いても

Ⅴ7の持つイメージ(緊張・不安定・不穏など)
を感じてないんですよね。

でもイメージを聴きながら弾くと
1回で弾けました。

練習量ではなく
聴き方が問題でしたね。

また聴き方は目に見えず
自分では気づきにくいので
教える必要があります。


教えるって面白い!

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