「遊び感覚で弾く」ってどんな感じ?

これは私のいち意見です。参考程度にお読みください。

遊び?練習?

連休は
ピアノでも遊んでます。

改善するようなことをやらず
表面的に弾いただけなので、

「練習」というよりも、
「遊び」ですね。

でも最近は「練習」も楽しいので、
「遊び」と「練習」の区別が
曖昧になってますが。

でも弾く前の
心境が違うかもしれません。

仕事に直接関わること
(例えば講師演奏など)だったら

自然と

わたし
わたし

あ、練習しなきゃ…

って思います。


でも今日みたいに
弾きたい曲を表面的に
パラパラ弾く
のは、

わたし
わたし

あ、ピアノ弾こっ!

と思うので
遊びって感じです。

義務感の違いですかね…

遊びってどんな感じ?

今日は
クラシックも弾いたけど

子どもたちに人気の
Mrs.Green Appleの曲を
十数曲ほど弾きました。

ちなみに知ってる曲は
「ライラック」だけです…

あとは曲も知らないし
タイトルも知らない。

でも、

わたし
わたし

最近の曲は難しいよな…
初見で慣れておきたいな…

とか、

わたし
わたし

そういえばミセス人気だよな…
みんなどこに惹かれるのかな?

など思うことがあって
2時間ほど弾きました。

ーーー
「遊び」なので、

いつものように
とりあえず1〜2回ゆっくりで弾いて
メロディーと流れを把握する

すると2〜3回目は
本来のテンポか8割くらいのテンポで
弾ける
ので、

2、3回弾いて次の曲
って感じです。

専門書をしっかり読む
というよりも、

雑誌を気軽パラパラめくる感じ
でしょうか…

練習ってどんな感じ?

でもこれが
・本番で弾く曲
・将来、お手本を弾くような曲
の譜読みの場合、

こんな雑じゃない
です。

ちゃんと「練習」します。
やり直しが面倒なので。

というのも最初の
メロディーと流れを把握の段階
でいい加減だと、

それを修正するのが
めちゃくちゃ大変なのです。

不用意に…気軽に…弾いたばかりに
[違う音]と[指]が連携(刷り込み)されちゃって
それを改善するのが面倒

わたし
わたし

わかってるけど弾けない…

の期間が続く…

あ、一応講師なので
間違えずには弾けます。

でも
「意識したら弾ける…」
状態なんです。

これは私の中では
「意識したら弾ける
自然に弾けない
=弾けない」判定。


時折、脳内に出現する

わたし
わたし

次なんだっけ?

と迷いながら弾くのが
嫌なんですよね…

気をつけて弾ければいい…?

生徒さん
生徒さん

でも、気をつければ弾けるんでしょ?
いいんじゃない?

って思う人も多いですよね。

もちろん人それぞれなので
どんな心境で弾ければいいか?
自由です。

強制もしません

でも
ふだんスラスラ弾く感覚がある人
からすると

この「気をつけて弾く」って
めちゃくちゃストレス!!!!

どれくらいストレスか?
を自転車で言うと、

・スイスイ走る感覚
・補助輪なしではじめて乗る時の感覚

の違いくらいある。

気をつけて弾くって、

生徒さん
生徒さん

ハンドル持って…
バランス取って…
右足こいで…

を毎回やってる感覚。

面倒じゃないですか?

本当だったら
漕いでることすらも
忘れてスイスイ走ってるのに…

(だから、
「譜読みに3ヶ月かかりました…」
というお話を聞くと、

嫌味じゃなく
「すごい根気だな…
それだけその曲に情熱を持ってるんだな…」
って思います。


私にとってストレスフルな状態を
何ヶ月もやるんですよね…?
凄すぎる…)



なのでこの
「考えて気をつけて弾く」
を無くす
ために

メロディーと流れを把握
をめちゃくちゃ丁寧にやるんです。

だから指導する時も、

生徒さん
生徒さん

間違えないように弾かなきゃ!

生徒さん
生徒さん

気をつければ弾ける!

で終わらせるって
私個人的にはおすすめしないです。

だって

生徒
生徒

スラスラ弾けた!


爽快感を味わってほしいし、

スラスラ弾くための方法
知って欲しいから…
(生徒さんや曲にもよるけど)


なので最初の段階は、
リズムと音など書かれてること
ほぼ100%弾けるのを目指す。

いや「ほぼ」じゃなくて
「100%」で弾く。

それが私の「練習」です。

「100%」って書くと誤解されそうなので注釈を入れると…

「人間だからノーミスで弾けないこともあるよね?100%はありえないよね?」
→はい。本番でのノーミスは100%は難しいことも多いですし、ノーミスな演奏を推奨してるわけではないです。
でも、最初の丁寧な譜読みはノーミスで弾けます。

弾けないのは、読み方を知らなかったり、テンポが速いのが主な原因です。
また本番でのミスは、[丁寧な譜読み]から起こったミスと、[雑な譜読み]で起こったミスは聴いてわかります。
前者は聴いてて気にならないけど、後者は「音楽」や「流れ」が伝わらないので気になります。

遊び→練習になってしまう…

かなり話が広がってしまいました。

「ミセスの曲で遊んだ話」
でしたね…

そうそう…
先の「練習」ではなく「遊び」なので

多少弾けなくてもいっか…
と思いながら遊びます。


でも弾いてて

生徒
生徒

ん!?リズム難っ!
(どこに重心があるんだ?)

生徒
生徒

え?!ここで転調?
(何調に行ってるんだ?)
(何でその調?)

生徒
生徒

あ、このメロディー綺麗に弾きたい!
(音色何がいいかな?)

など、
気になるところがでてきたら

「遊び」→「練習」モードになり
ちょこっと探究になることも。

雑誌読んでたら
気になる話題を見つけて、

思わず考えたり調べる感じ
でしょうか…

というわけで
そんな遊びをしながら
色々な曲に出会った連休です。

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