大人生徒さん。
ピアノアドヴェンチャークラシック1の
「デンマーク王子の行進( トランペット・ヴォランタリー )」
を弾いています。

堂々と入場する雰囲気や、
厳かな感じが人気の曲です。
今回は、この曲で
・ハ長調とト長調の不完全和音の復習
・ ドッペルドミナント(というと難しいので「小さな転調」と呼んでます)
を学ぶ曲として弾いてもらいました。
この曲は元々はハ長調(Cメジャー)で進行します。
途中でファ#が出るのですが、
ここでト長調のⅤ→Ⅰの和音進行があります。

ト長調はハ長調の5度上の調なので、
5度調のⅤ(つまりドッペルドミナント)
が使われています。
これにより、
少し気持ちが高ぶるというか、
緊張感がある感じになります。
「デンマーク王子の入場」
というタイトルですから、
華やかなトランペットのファンファーレが終わって、王子様が入場されているのか…、
堂々とした王子に続いて、王女様が入場されたのか…。
とイメージは色々湧きますが、
音の感じ方としては緊張や厳かな感じです。
さて、大人生徒さん。
最初は、

ファのシャープを弾かないと…
といった感じで、
臨時記号に囚われている感じでしたが、
理論を説明し、
聴き方をハ長調からト長調に上げた感じ
で弾いてもらうと、
自然に指も動くし演奏も自然です。
弾いた感想を伺うと、

このシャープ好きです!
弾くのが楽しみになりました!
とのこと。
そうなんですよね。
「シャープにしなきゃ!」
と思うと、
臨時記号がとても面倒なものに感じますが、
臨時記号があるということは、
何かの変化があるということ。
その変化を味わないのは
もったいないです!
実はこの曲集では、
しばらくハ長調→ト長調のドッペルドミナント
が出る曲が続きます。
よくできたメソッドですよね。
ぜひファのシャープで
キュンキュンしてほしいです。
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